ワードローブに欠かせない「デニムパンツ」。オールシーズン活躍するため、もちろん秋コーデでも重要な役割を果たすアイテムです。しかし、「着こなしがいつも同じになってしまう…」「年相応の着こなし方がわからない…」と悩んでいる30~40代メンズも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、大人っぽい秋のデニムコーデをご紹介します。普段着として使いやすくてマネしやすいコーディネートをピックアップしたので、カジュアル派もきれいめ派もぜひ参考にしてみてください。
■ カジュアル感のあるデニムパンツを大人っぽく着こなすコツ
■ 大人のお手本秋デニムコーデ5選
■ 秋のデニムコーデは、どこかに「きちんと感」を残せば大人っぽく仕上がる
年齢を重ねると体型や雰囲気が変わりやすいため、若い頃の感覚のままデニムパンツを使うと逆に「おじさん感」や「無理している感」が出てしまい、まわりからダサく見られてしまう恐れがあります。
30〜40代になれば、こだわりを詰め込むのでなく20代よりすっきりまとめるように着こなすことが大切です。
デニムパンツを選ぶ際は、
・落ち着いた色や深みのある色
・太すぎや細すぎは避けて、ジャストから適度にゆとりがあるサイズ
・ダメージがあるモノよりきれいめ感が強いモノ
を意識すると、大人っぽくまとまりやすいのがポイント。デニムパンツはカジュアルなので、「きちんと感」や「シンプルさ」を重視するのがおすすめです。
カーディガン×Tシャツとシンプルな組み合わせのお手本秋デニムコーデ。カジュアルなアイテムとの組み合わせでも、ベーシックなデザインとサイズ感をチョイスすることで大人っぽく仕上がっているのがポイントです。
色数を抑えながらも、インナーの白Tシャツがアクセントとして活躍。難しいことはせずに定番アイテムをさらりと着こなした、大人の余裕を感じさせるお手本コーデです。
スラックスのようにセンタープレスが入ったデニムパンツは、フォーマル感やきちんと感をしっかり残しやすいのが特徴。ブルゾンやニットといったカジュアルアイテムと組み合わせても、すっきりした印象に仕上げられます。
また、細めなので、ボリュームのあるアウターと合わせても全体のシルエットがきれいにまとまるのがメリットです。きれいめテイストを強くしたいときは、テーラードジャケットやシャツなどを合わせるのがおすすめ。着こなし幅も広げられるため、1本持っておくと便利です。
シンプルでマネしやすいお手本秋デニムコーデです。ざっくりニットを組み合わせるだけで、リラックス感や余裕を感じさせる着こなしが完成。太すぎず細すぎないデニムパンツを選ぶことで、大人っぽさをしっかりキープしています。
また、色数を抑えやすいコーディネートなので、すっきりまとまりやすいのがポイント。トップスやシューズの色によって印象を大きく変えられるため、定番スタイルながらもマンネリ感が出ないのもメリットです。
大人コーデの定番ともいえるジャケット×パンツは、デニムパンツをチョイスすればきちんと感を残しながら程よくカジュアルダウンできます。インナーやシューズなど合わせるアイテムによってきちんと感とカジュアル感を調節しやすいため、着こなし幅が広いのも魅力です。
定番スタイルなので、違いを出したいときはジャケットの素材感にこだわるのがおすすめ。ウールやツイードといった秋らしい素材なら、季節感を意識した大人の着こなしが完成します。
デニムパンツはジャストからやや細めを選んで、縦ラインを意識するのがポイント。買い物・飲み会・デートなど、幅広いシーンで活躍するお手本コーデです。
ラインをすっきり出してスタイルを良く見せたい方は、細めのデニムパンツを選びましょう。ただし、全体のバランスをとるために、ボリューム感のあるトップスを合わせるのがおすすめ。手軽に羽織れる襟付きシャツであれば、こなれた大人スタイルが完成します。
タイトなパンツはデニムパンツであってもきちんとした印象になるので、足元はカジュアル感のあるスニーカーやレザーシューズを選ぶことで柔らかい印象もプラス。気張りすぎていない、余裕を感じさせる上級コーデです。
デニムパンツはカジュアル感のあるアイテムのため、大人っぽく着こなすにはサイズ・色・ラインに気を付けて選ぶことが大切です。シンプルで「きちんと感」のあるデニムパンツなら、スタイリッシュな大人の秋コーデが完成。着回し力の高い万能アイテムなので、今回紹介した着こなしを参考にしながら大人の秋デニムコーデに挑戦してみてください。