こんにちは、スタイリストのコハルです。まだ暑い日もある、初秋にはシャツの袖を捲くって気温調節をすることって多いと思います。
でも、ただ捲くるではもったいないです!
せっかくシャツの袖を捲くるなら、あえて雑にくしゅっと捲くってみてほしいです。
「あの人は暑いから袖を捲くっているのか……」と思われるよりも、暑いのを悟られずに「あの人の着こなしおしゃれだな……」と思われるようになれます!
今回の記事は、おしゃれな着こなしをしたい!いつものシャツに飽きてきた!という方に向けて、おしゃれに見えるシャツの袖の捲くり方をご紹介します。
■ シャツの袖を雑に捲くるメリット
■ シャツの袖を捲くるポイントと注意点
■ シャツの袖を捲くったおすすめの秋コーデ
■ まとめ:シャツの袖はくしゅっと雑に捲くる
よく町中を歩いていると、コーデはおしゃれなのにシャツの袖をきっちりと上まで、落ちないところまできれいに折っている方を見かけます。
上の方まで捲くりすぎると肌の見える範囲が広くなりすぎて、上品さがなくなってカジュアルに見えてしまうんです。それによって「気温調節で捲くってます」というのが伝わって、おしゃれな着こなしからはかけ離れてしまいます。
袖は丁寧に捲くるよりも、雑に捲くって少し肌見せするぐらいがおしゃれです。
おしゃれな着こなしに見えるといっても、袖を捲くることでラフさが出るので「オレ、お洒落っしょ」という感じにはならないのが、シャツの袖を雑に捲くる着こなしの良い点なんです。
だれしも一度は捲くったことのある袖だからこそ、誰でもチャレンジがしやすいので
「オシャレ感が強いのだと小っ恥ずかしい」という方にもおすすめできる着こなしです。
くしゅっと雑に捲くると言っても、テキトーに捲くってしまうと、左右で長さや大きさがバラバラになり、だらしなさが先行してしまいます。
そこで、あえて無造作に着こなしているように見えるポイントをいくつか紹介します。
肘と手首の中間くらいの長さに調整しましょう。七分袖の長さになり、肘も隠れ手首は見えせる上品な着こなしになります。巻き上げるロール幅を狭めにすると、手首が見える面積を小さく調整しやすいのでおすすめです。
落ちてこないようにガッチリと固く捲くってしまうと、堅苦しくみえて、リラックス感が損なわれてしまいます。適度にゆるく巻いて、ラフさを出しましょう。
捲くる回数を多くすると、腕に生地が溜まってしまい野暮ったく見えます。
ずれ落ちず適度に固定し、生地がたまらないように、捲くる回数は2から3回にとどめておきましょう。
無地のシャツとテーパードパンツの組み合わせで、シンプルなコーディネートです。コーデ全体が落ち着いた色でまとまっているため、大人っぽさが際立ち、年齢やトレンドに左右されません。袖を少しまくることでリラックスして見えて、大人な余裕を感じさせます。また、手首を見せることで軽快さがプラスされて、ダークカラーが重たく見えないバランスになります。スニーカーと相性が良いコーデなので、たくさん歩く紅葉観賞など自然を楽しむデートで、ゆったりとした時間を過ごしたいときにおすすめです!
ゆったりとした明るいカラーのシャツに、シンプルな細身のテーパードパンツを合わせたカジュアルコーデです。顔周りに明るいカラーを持ってくることで華やかで若々しく見えます。子供っぽくならないように、他は色味を抑えて暗い色にすると派手すぎず、遊び心ある印象になります。また、くしゅっと袖を捲ることで、手首がすっきり見えるので、腕時計やブレスレットなどのアクセサリーがアクセントになっています。友人や同僚との飲み会など、ちょっとおしゃれに見られたいときにおすすめです!
スエードライクなシャツとサラッとした質感のパンツを組み合わせた、高級感と色合いが大人っぽい印象を与えるコーデです。全体的に落ち着いた色ですが、袖を軽く捲ることで重たく見えない抜け感があります。さらに、ゆったりとしたシルエットが、程よいラフさを出しているので、スエードシャツの重厚感が和らいで軽やかに見えます。足元にレザーシューズを合わせれば、ディナーデートなどロマンチックな場面に最適なスタイルです。
この記事では「シャツの袖を捲くる際は、くしゅっと雑に捲く」のがおすすめであることをお伝えしました!またおすすめの秋コーデもこれから大活躍するので、ぜひ試してみてくださいね。
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