【スタイリスト回答】「服選びに時間がかかる」男性が楽になる3つのルール

毎朝、クローゼットの前で「何を着よう...」と悩んでしまい、時間を無駄にしていませんか？
実は、服選びに時間がかかる原因は洋服の量ではなく、自分の中に「ルール」がないことにあるんです。

でも大丈夫！この悩みは、クローゼットで「着まわしが効くパターン」を決めておくだけで、驚くほどスムーズに解決できちゃいます。

具体的には、

・ベースカラーを統一する：ネイビー・グレー・黒など、核となる色を決めて揃える

・合わせるアイテムのカテゴリを決めておく：上がニットやスウェットなどカジュアルなら、下はスラックスなどきれいめでまとめる

・差し色の選び方を決めておく： ベースカラーに馴染むアースカラーや白を中心に選ぶ

この3つのルールを押さえれば、服選びに迷うことはほとんどなくなります。ベースカラーで揃えたアイテムに差し色を1枚加えるだけで、毎朝すぐにまとまりのあるコーデが作れるんですよ。

この記事では、忙しい大人の男性が今日から実践できる、服選びが楽になる3つのルールを、スタイリストの視点でわかりやすく解説していきます。

【ルール1】クローゼットを「ベースカラー」で統一する

服選びに時間がかかる一番の理由は、
「今日この色同士って合ってる？」という色合わせの迷いです。
朝の忙しい時間にここで立ち止まると、一気に支度が重くなってしまいますよね。

そこでまず取り入れてほしいのが、
クローゼットのベースカラーを決めておくこと。

ネイビー・グレー・黒の3色で揃えておくと、どの組み合わせでも自然にまとまり、色合わせで悩む時間がぐっと減ります。

わたしがこの3色をすすめるのは、「合わせを考えなくても成立する」という圧倒的なラクさがあるからなんです。

ネイビーとグレーは清潔感があって、どんなシーンにも馴染む万能色。

そして黒は、無彩色で色みを持たないため、他の色とぶつからず自然に調和します。
色合わせの相性をほとんど気にせずに済むので、迷った朝にまず手が伸びる“頼れる1枚”になるんです。

この3色をベースにしておくだけで、毎朝の服選びは「今日はどの形にしよう？」という一点に絞られます。色合わせの判断がなくなるだけで、支度が本当にスムーズになりますよ。

【ルール2】迷わないために！上下の「カテゴリ」を決めておく

服選びに時間がかかる理由のひとつが、「今日はどれとどれを合わせればいいんだろう…？」という上下バランスの迷いです。

ここでおすすめしたいのが、トップスとボトムスのカテゴリ（雰囲気）を最初から決めておくこと。

例えば、

・上をニットやスウェットなどのカジュアルにした日は、下は必ずスラックスで整える

・上をシャツなどのきれいめにした日は、ボトムスをチノやカジュアル寄りにする

【上カジュアル×下きれいめ】

【上きれいめ×下カジュアル】

このパターンを決めておくだけで、毎朝「何を合わせよう？」という迷いが一気になくなり、服選びが驚くほどラクになります。

さらにもう一つ、迷いを減らすコツがあります。
足元にレザーシューズを1足決めておくこと。

レザーシューズはスニーカーよりもきれいめ度が一定なので、上下どちらのパターン（上カジュアル×下きれいめ／上きれいめ×下カジュアル）にも自然に馴染みます。

「今日は靴どうしよう…」という選択肢が一つ消えるだけで、朝の支度がさらにスムーズになりますよ。

【ルール3】失敗ゼロへ！差し色に使える色を厳選する

ベースカラーで統一されたクローゼットに、ちょっとした個性を加えてくれるのが「差し色」です。ここで派手な色を増やしてしまうと、せっかく作ったルールが崩れて、また迷いの原因になってしまいます。

そこで、差し色に使うのは「ベースカラーに自然に馴染む穏やかな色」に限定しましょう。

具体的には、カーキ、白や生成り（オフホワイト）、ベージュ、などのアースカラーが最強です！これらはネイビー、グレー、黒と相性が良く、派手にならずに上品なアクセントになります。

注意点： 差し色は、インナーや小物を含めて「たった1枚だけ」にしてくださいね。複数の差し色を入れると「迷い」が再発する原因になります。

まとめ：服選びの時間を「自信」に変える

今回ご紹介した3つのルールは、服選びにかかっていた時間を大幅に減らし、さらに「何を着ても大丈夫」という自信を与えてくれます。この自信こそが、あなたの印象を大きく変える第一歩になるはずです。

好印象コーデレンタルのUWearでは、専属スタイリストがあなたの課題や目的に合わせて、これらのルールに基づいたコーディネートをレンタルでお届けしています。

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