天候や気温差が不安定な秋は、いつも以上に着こなしに迷いがちな季節ですよね。とくに、年齢を重ねた30〜40代の男性にとって、トレンドや好みばかり追いかけていると「無理している感」が出てしまって逆に「おじさんっぽさ」が強調されてしまうので注意が必要です。
そこで今回は、大人の着こなしに欠かせない秋のマストアイテムをご紹介します。年齢を重ねるほど、個性的なファッションより落ち着きやこなれ感のある着こなしをまわりから求められるもの。手軽に真似しやすいアイテムやコーデをピックアップしたので、ぜひ参考にしてみてください。
■ 大人の秋コーデに欠かせないのは「きちんと感」「季節感」「サイズ感」
■ 大人の着こなしに欠かせない秋のマストアイテム
■ 大人っぽい秋コーデを完成させるには、定番アイテムを軸にすればOK
大人の着こなしをする際に意識したいのが、落ち着きを感じさせる「きちんと感」。ラフすぎたり色数を使い過ぎたりすると、子供っぽさや落ち着きのなさが出てしまう恐れがあります。襟付きやシンプルなアイテムを組み合わせることで、大人の余裕を感じさせるのがポイントです。
また、色味を抑えることで、落ち着いた秋らしい季節感もプラスできます。自分の好みだけでなく、季節も考慮した着こなしをすることで大人っぽさをアピールしましょう。
サイズ感は、基本的にジャストからやや大きめサイズをチョイスすることが大切。トレンドのオーバーサイズを取り入れるのであれば、だらしない印象に仕上がらないように上下どちらか一方にするのがおすすめです。
大人の秋コーデに欠かせないのがテーラードジャケット。羽織るだけできちんと感や大人っぽさをプラスできるため、1着は持っておきたいマストアイテムです。
シャツ・Tシャツ・ニット・タートルネックなど、インナーを選ばないのがポイント。ボトムとも合わせやすい万能アイテムです。また、テーラードジャケットの素材や色で、季節感を出しやすいのもメリット。ウール素材などを使っていれば、冬まで活躍します。
脱いだり羽織ったりするだけで、温度調節しやすいのも魅力。シンプルなデザインを選べば、秋の大人コーデの定番ともいえるジャケパンスタイルの着こなし幅がさらに広がります。
保温性を備えたニットは、秋から冬にかけて重宝するマストアイテム。細身であれば、1枚で着るだけでなくジャケットやコートのインナーとしても活躍します。また、ゆとりのあるボトムと合わせれば、自然にきれいなシルエットを作れるのが魅力です。
シンプルなデザインであればカジュアル感を抑えられるため、きれいめパンツからデニムパンツまで幅広いボトムと合わせられて便利。季節感やきちんと感をキープしながら、こなれた大人の秋コーデを演出できます。
テーラードジャケットと同様、手軽にきちんと感を出せるのがシャツです。秋の季節感を感じられる長袖を選ぶのがおすすめ。気温に合わせて脱いだり腕まくりしたりしやすいため、心地よく着用しやすいのも魅力です。
襟が付いている分、ロンTや長袖カットソーより大人っぽく仕上げられるのが魅力。襟が高いほど、フォーマル感がプラスされるのがポイントです。
アウターとしてもインナーとしても使える汎用性の高さも特徴。なるべくシンプルなデザインを心掛けて、柄やロゴはワンポイントとして活躍する程度に抑えましょう。また、コーデュロイなど、秋らしさを感じさせる素材のモノを選べばさらにこなれ感を出せます。
ZOZO by The DUFFER of ST.GEORGE
テーパードパンツとは、先細りシルエットのパンツのことです。腰回りはゆったりしており、足首に向かって次第に細くなるのが特徴。スタイルアップ効果も発揮するため、体型が気になる方にもおすすめのマストアイテムです。
シンプルなモノが多いので、気軽にコーディネートへ取り入れやすいのが魅力。きちんと感があるため、カジュアルなトップスと組み合わせても大人っぽく仕上がりやすいのがメリットです。
また、レザーシューズやスニーカーにも合わせやすいのがポイント。手持ちのアイテムとの親和性が高いので、1本持っておくと重宝します。
大人っぽい秋コーデを完成させるには「きちんと感」「季節感」「サイズ感」を意識することが大切です。好みやトレンドばかり追っていると「コーデのおじさん化」や「子供っぽさ」が強調される恐れがあるため、ベーシックなアイテムをうまく組み合わせるよう心掛けましょう。
シンプル・ベーシックなアイテムを着こなすことで、大人の余裕やこなれ感を演出できます。今回紹介したアイテムや着こなしを参考にしながら、おしゃれな大人の秋コーデにチャレンジしてみてください。