こんにちは、UWearスタイリストのコハルです。
「冬の着こなしの主役はアウター!」と思っている方も多いのではないでしょうか。もちろんアウターも大切なのですが、実はインナー選びがおしゃれな着こなしを左右する重要ポイントです。
外を出歩く際はアウターを着用しますが、買い物や食事などでアウターを脱ぐ機会は意外と多いもの。せっかくお気に入りのアウターを着ていても、「アウターを脱いだらちょっと…」と思われるのは避けたいですよね。
そこで今回は、アウターも脱いでもおしゃれなおすすめ冬インナーをご紹介します。インナー選びまで手を抜かない、冬の着こなしを参考にしてみてください。
■ アウターを脱いだあとのコーデまで考えるのは意外と難しい
■ スタイリストがおすすめの冬インナー4選
■ まとめ:冬のインナー選びは着回し力のある「シンプル」が肝心
冬の着こなしは夏と違って1枚で過ごすわけではないので、アウターとの組み合わせだけでなくアウターを脱いだあとのコーデまで考えなければならないのが難しいところ。
あれもこれもと考えているうち、何が正解なのか分からなくなってしまう方も少なくないのではないでしょうか。
冬のインナー選びで重要なのは、「シンプル」「着回し力」「あたたかさ」です。
装飾の少ないシンプルなデザインや落ち着いたカラーでまとめると大人っぽさを演出できます。さらに、着回し力が高いアイテムを選ぶと、着こなしのバリエーションが増えてマンネリを予防できるのがメリットです。
あたたかさは防寒性だけでなく、季節感を取り入れるのにも役立ちます。ただし、防寒性を重視しすぎると着膨れする恐れがあるので、程よくフィットしたシルエットに収まるように意識することが大切です。
冬のインナー選びのポイントを押さえながら、アウターを脱いでもおしゃれな冬コーデを完成させましょう。
ファッション性と防寒性を兼ね揃えたタートルネックは、冬のインナーとしておすすめしたいアイテムのひとつです。
トレンドに左右されないシンプルなデザインは、さまざまなタイプのアウターやパンツと合わせやすく、1枚持っておくと便利です。こちらのコーデでは、グレーのスラックスを合わせ、モノトーンでまとめた大人っぽいカジュアルスタイルとして黒のタートルネックを使用しています。
ベーシックなシルエットですが程よく肉感があるため暖かく、適度にボリュームのある首元がコーデのアクセントになるので、アウターを脱いだときにも1枚で様になります。
冬の定番アイテムであるニットですが、いつもと違う着こなしをしてみたいと思っているかたにおすすめしたいのが、シャツとのレイヤードスタイルです。
防寒性を高めてくれるのはもちろん、襟付きのシャツを合わせることでキレイめの要素が加わり、大人っぽく落ち着いた雰囲気になります。
こちらのコーデは、黒のニットにチャコールグレーのスラックスを合わせたモノトーンコーデですが、襟元に見える白シャツが表情を明るく見せてくれるため、重たくなりすぎず爽やかな印象になります。無地×無地のシンプルな着こなしから、インナーにチェックシャツを合わせたカジュアルな着こなしにもおすすめのコーデです。
ニットソーとはニット生地を縫製したアイテムで、カットソーより厚手ですが、厚手のニットやセーターより薄くて軽いのが特徴です。
程よい保温性があり、冬のインナーとして重宝します。また、厚手のニットのように着膨れしにくく、すっきりとしたシルエットなのでカジュアルなコーデでも大人っぽい印象を与えます。
こちらのコーデは、オフホワイトのニットソーにグレーのスラックスを合わせたキレイめカジュアルなスタイルになります。シンプルなデザインながらも存在感のあるニット生地の風合いが、アウターを脱いでもおしゃれな印象を与えてくれます。
パーカーは着回し力が高くて、あたたかさもキープできます。シンプルなデザインを選べば、きれいめのコートやジャケットと好相性。アウターを脱いだ際も、着こなしが崩れにくいのがメリットです。また首まわりにボリュームが出るので、目線が上半身に集まりやすく、スタイルアップ効果も期待できます。
カジュアルなアイテムなので、デザインやサイズのチョイスが重要なポイント。大人っぽくまとめるなら、ベーシックカラーを使ったジャストサイズよりを選ぶのがおすすめです。
シンプルで着回し力が高いアイテムを冬インナーに選べば、アウターを脱いでもおしゃれにまとまりやすいことをお伝えしました。あたたかさももちろん重要ですが、着膨れしないよう注意することがポイント。冬でもアウターを脱ぐ機会は意外と多いので、インナーまで手を抜かない大人な冬コーデを実践してみてください。