近年は、オフィスカジュアルを導入している企業が増えています。自由度が高くなる一方、「どんな服装をすればいいのか分からない…」「具体的にどんなスタイルだったらいいの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
とくに、30〜40代メンズは、年相応の落ち着きを感じさせる着こなしや、部下・後輩にかっこいいと思われる服装を意識したいもの。
さらに、会社内で浮かないようにしたり、取引先の方と会うときは失礼にならないようにしたり、気を付けるべき点がたくさんあって困ってしまいますよね。
そこで今回の記事では、30〜40代メンズが押さえておきたいオフィスカジュアルの基本ポイントをご紹介します。
大人の余裕を感じさせるおしゃれな身だしなみを実現するため、ぜひ参考にしてみてください。
■ そもそもオフィスカジュアルとは?ビジネスカジュアルやクールビズとの違いも解説
■ 大人のオフィスカジュアルを実現するための基本ポイント
■ オフィスカジュアルはあくまで「仕事着」だというスタンスで楽しもう
オフィスカジュアルとは、社内で過ごすのに適したカジュアルスタイルのことです。
明確な定義はありませんが、不快感を与えない程度にカジュアルダウンした着こなしを指します。会社によって基準はさまざまなので、事前に線引きを確認しておくのがおすすめです。
一方、ビジネスカジュアルは、取引先を訪問した際などで着用していても問題がない服装のこと。
オフィスカジュアルは社内で完結するのに対して、ビジネスカジュアルは社外の人と会うことを前提とする必要があります。
クールビズは環境省の呼びかけではじまったキャンペーンで、室内温度を28℃に設定しても快適に過ごせる服装のことです。基本的には、ノーネクタイ・ノージャケットが推奨されています。軽装ながら、ビジネスシーンにふさわしい一定のマナーを守った服装をするのがポイント。夏場は社内外問わず運用されるケースが増えています。
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カジュアルという名前が付いていますが、オフィスカジュアルはあくまでも仕事着であることを忘れないようにするのがポイント。適度なフォーマル感を出すためにも、きれいめアイテムを軸にコーディネートしましょう。
着回しの効くジャケットはシーンに応じて使い勝手がよいので、1着は持っておきたいアイテムです。
Tシャツよりも襟付きシャツをチョイスして、きちんと感を演出するのがおすすめ。カジュアル感を強くしたいときや外出があるときは、ポロシャツをチョイスするのもおすすめです。
パンツは、スラックスやテーパードパンツといったドレス感のあるアイテムがオフィスカジュアルにぴったり。細身のチノパンも、きちんと感を残しながら適度にカジュアルダウンできて便利です。
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オフィスカジュアルはサイズ感も重要なポイント。
オーバーサイズだったりタイトすぎたりするとビジネスシーンではカジュアルすぎて悪目立ちしてしまう恐れがあるため、基本的にはスーツのようなジャストサイズやシルエットを意識しましょう。
ジャケットやパンツの着丈を少し短くするのはOK。極端に短くするわけでなく、数センチ程度であればこなれ感が出ておしゃれに仕上がります。
オフィスカジュアルでは、派手な色や柄を使ったアイテムはなるべく避けるのがおすすめ。
ビジネスシーンで浮いてしまうリスクが高まるので、うまくまとめる自信がない場合はベーシックな色や無地のモノを選びましょう。
ジャケットとパンツの色を変える「ジャケパンスタイル」は、スーツやセットアップよりカジュアルに見えつつ、きちんとした印象を損なわないのが魅力。ジャケットは暗め、パンツは明るめにするなど上下の色に大きく変化をつけるのがポイントです。
また、柄物を使うときは、シャツにワンポイントで投入したり目立ちすぎない柄を取り入れたりするとすっきりまとまります。
オフィスカジュアルは、社内で過ごすのに適したカジュアルスタイルです。
社内とはいえ、ビジネスシーンであることを意識するだけで、大人っぽく仕上がりやすいのがポイント。
明確な基準がないため難しく感じる方もいるかもしれませんが、今回解説した基本を押さえておけばおしゃれなオフィスカジュアルへ近づけます。
社内ルールや好みも考慮しながら、ぜひご自身のコーデで試してみてください。