こんにちは、UWearスタイリストのアイです。
「これまでにたくさんの洋服情報を見たけど、結局何を着たらいいのか分からない」
そんな悩みを抱えている方は多いはずです。
洋服選びが難しいと感じる方に多いのが、記事に書いてあるからと「あれもこれも取り入れて覚えないと!」と考えすぎて、コーデ作りを複雑にしてしまうことです。
大事なことは「全部覚えない」ことです!
この記事で覚えることはたったの2つで、自分の体型の悩みに合うシルエットをひとつ覚えて作ること。次にそのコーデに好印象な要素を加えたコーデをひとつ覚えて作ること。このステップで少しずつできることを増やしていくと、服選びが苦手な方でも好印象なコーデが作れるようになります。
■まずは自分の体型にあったシルエットを作る
■次に好印象に見える要素をコーデに加えてみる
■ジャンル別!きれいめカジュアルなコーデ4選
■まとめ:コーデ作成は、少しずつできることを増やす
シルエット選びで挫折する方も少なくありません。できるかぎり簡単に選びたいという方は、体型の悩みをカバーする「シルエット」を選ぶといいです。
上半身を隠したいなら「Yライン」、下半身を隠したいなら「Aライン」
隠したいものは何もない(普通体型)という方は、ジャストサイズが好きなら「Iライン」、スタイルよく見せたいなら「Yライン」、男らしく見せたいなら「Aライン」を選んでみてください。
上下ともにジャストサイズで、服と皮膚との間に少し空間ができるフィット感のシルエット
上半身はゆったりと、下半身はややゆとりを持ち、足首に向かって細くなるシルエット
上半身はジャスト〜ややゆったりとしていて、下半身がゆったりとしたシルエット
まずは体型を良く見せるために自分の体型に合った「シルエット」を見つけることが重要で、体型のマイナスをプラスに変えるのがシルエットの役割です。シルエットが整うことで、よりおしゃれに見せることができます。
決めたシルエットが上下でどんなサイズ感になるのか想像できて、想像に合わせてアイテムを選べたら、次のSTEP2へ進みましょう。
好印象に見える要素をコーデに加えることで、より相手に自分を魅力的に感じてもらうことができます。
好印象なコーデでは、シーンに合ったコーデを意識することが大切です。
シーンに合わせたコーデにいつも悩むという方は、様々なシーンに合いやすい「きれいめカジュアル」にするのがおすすめです。
好印象に見える要素として「きれいめカジュアル」なコーデには、4つの好印象なジャンルがあります。この中からコーデを作ると、とくに女性に好印象なコーデに仕上がります。
お好きなジャンルを選んでみてください!
シンプル
きれいめカジュアルをストレートに表現した、コーデです。派手な柄や主張の強いアイテムを使うと、カジュアルすぎて初対面の方や初デートのコーデに適切ではありません。そういった場面では、控えめなシンプルコーデが好印象です。
すべてのアイテムを無地にし、主張を抑えます。カラーはベーシックなホワイト、ブラック、グレー、ネイビーに限定し、安心感と清潔感を演出します。そうすることで、ラフになりすぎず、全体のコーディネートがまとまりのあるきれいめでシンプルなカジュアルスタイルになります。
エレガント
きれいめカジュアルに大人な雰囲気を出したコーデです。きれいめなレストランでのお食事シーンや記念日デートなどいつもより少しかしこまったシーンにおすすめです。
テーラードジャケットを選び、きちんとした印象にします。スーツに比べてカジュアルなテーラードジャケットは堅苦しさがなく、大人のカジュアルスタイルにぴったりです。カットソーに羽織るだけで、普段着を簡単にきれいめなスタイルにアップグレードでき、上品で大人らしいスタイリングになります。
アウトドア
きれいめカジュアルに、若々しさを出したコーデです。このスタイルは、気取らずこなれた雰囲気になるので、普段の街歩きでぴったりです。
マウンテンパーカーやブルゾンなどアウトドアシーンで使えるアウターを取り入れます。
これらのアウターは派手な色合いが多いため、黒やダークグレーなどの暗い色を選ぶようにすると良いです。これによって、カジュアルなアウトドアアイテムでも、スラックスやシャツなどの普段着に馴染んで、全体的に落ち着いた雰囲気をキープすることができます。
リラックス
きれいめカジュアルに、快適さと自然体な雰囲気を大切にしたコーデです。
シャツとスラックスの組み合わせをゆったりとしたサイズ感で着こなすことで、ラフさが漂うコーデになります。風合いのあるコットン素材のオックスフォードシャツやリネンシャツなどの質感のシャツを選ぶと、リラックスした雰囲気が一層際立ちます。また、オープンカラーシャツも首元の開いたデザインがラフさを演出するのにおすすめです。こういったアイテムを取り入れることで余裕のあるスタイルになるので、ゆったり過ごしたい休日や旅行にぴったりです。
今回は、シーンの中間にあたる「きれいめカジュアル」なシーンのコーデをご紹介します。
シャツ×スラックス
無地で装飾のないシャツにテーパードシルエットのスラックスを組み合わせた、大人シンプルなコーデです。無地でまとめることで清潔感を演出でき、シンプルで洗練された印象を与えることができます。
全てのアイテムをベーシックカラーでまとめた統一感のあるコーデは、リラックスした雰囲気を作り出してくれるので、美術館などのキレイめなシーンや初デートにもおすすめです。
テーラードJK×カットソー×スラックス
BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS by zozo
キレイめジャケットにスラックスを組み合わせた、エレガントなきちんとしたコーデです。インナーにはカットソーを合わせることで普段使いもしやすい、大人っぽいジャケットスタイルになります。
ジャケットとパンツの色を合わせると、フォーマルな雰囲気が強くなるので、キレイめなデートやレストランなどのきちんとしたシーンにおすすめなコーデになります。
ブルゾン×シャツ×チノパン
マウンテンパーカーのインナーにシャツを合わせることで、きれいめな清潔感をプラスし、カジュアルすぎないバランスのとれたコーデです。カジュアルなイメージが強いマウンテンパーカーですが、シンプルなデザインや黒などの落ち着いた色を選ぶことで、スタイリッシュな印象を与えてくれます。
テーパードのパンツを合わせて、シルエットをYラインにすることで大人っぽくなり、ドライブやカフェなどのシーンに合います。
オックスフォードシャツ×カットソー×スラックス
カットソーにオーバーサイズのオックスフォードシャツを羽織った、リラックス感のあるキレイめカジュアルなコーデです。オックスフォードの生地は、厚手でコットンの風合いが程よいラフさを演出してくれます。
パンツもゆったりとしたシルエットなので過ごしやすく、日常のカジュアルなシーンはもちろん、旅行などにもおすすめです。
コーデ作成は、焦らずに段階的に進めることが大切です。最初は自分の体型の悩みに合うシルエットを見つけることからはじめてみてください。自分の体型を理解し、適切なシルエットを選ぶことで、洋服選びの難しさを減少させることができます。
次に、コーデに好印象な要素を加えて作ってみてください。
このコーデ作りに慣れてきたら、コーデの幅を広げてみることにトライしてみてください。
コーデの幅を広げていく際は、芸能人のコーデを参考にしてみるのもおすすめです。
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