彼女の友達に会う日、「ちゃんとしてる人」に見えるジャケット術

彼女の友達に会う日って、少し緊張しますよね。
私がもし同じ立場なら変に思われたくないし、できれば“ちゃんとしてる人”と思われたい。

でも、気合いを入れすぎて“頑張ってる感”が出てしまう人も少なくありません。
実は、そういう日は「セレクトショップのマネキン」ぐらいのちょうどいいシンプルさを目指すのが一番なんです。

無理におしゃれを盛るよりも、清潔感と安心感を意識した引き算コーデのほうが、誰にでも好印象を与えられます。

その中でもおすすめなのがジャケットスタイル。
羽織るだけで「きちんとして見える」印象を自然に作れ、相手に誠実さや落ち着きを感じさせてくれます。

いわば、シンプルさの中に“信頼感”を仕込めるアイテムなんです。

今回は、そんなジャケットを使って“ちゃんとしてる人”に見せるためのコツを、スタイリスト目線で紹介します。

①ジャケット選びのポイント

「ちゃんとしてる人」に見せるためのジャケット選びで重要なのは、色・形・サイズ感の3つです。

色：ネイビーの無地が鉄板
ネイビーは誰にでも似合いやすく、誠実・知的・上品な印象を与えます。初対面で好印象を狙うなら、迷わずネイビーのテーラードジャケットを選びましょう。逆に黒や派手な色は、堅苦しく見えたり遊んでいる印象になったりするため注意です。

形：テーラードジャケットが無難
襟付きのテーラードジャケットは、羽織るだけで「きちんとしている」印象になります。襟の形は一般的な襟付きジャケットの形であるノッチドラペル、ボタンは2つが着回しやすくおすすめです。素材はウールやウール混紡が品格を出しやすく、麻やコットンはシワに注意が必要です。

サイズ感：ジャストサイズが最重要
肩幅は自分の肩にぴったり、身幅はボタンを留めたときに手のひら1枚分の余裕、丈はお尻が半分〜3分の2隠れる長さが理想です。袖丈はシャツが1〜1.5cm見える程度で、だらしなく見えないバランスを作れます。

②インナーとのバランス

シンプルシャツ＋きれいめパンツの組み合わせで、ジャケットのきちんと感を活かします。

シャツは肩幅ジャスト、胸や胴回りに余裕があるサイズで、ジャケットを脱いだときも清潔感を保ちましょう。

パンツは太ももにゆとりがあり、裾に向かって細くなる形のスリムテーパードがおすすめ。裾が靴に軽く触れる「ハーフクッション」程度の長さに調整すると、全体のシルエットがスッキリします。

色の組み合わせで迷ったら、ベージュ×グレーを選ぶと安全です。
明るめのベージュは清潔感があり顔まわりを明るく見せ、グレーのパンツは上品で全体をまとめてくれます。この組み合わせなら相手に信頼感を与えやすくおすすめです。

③小物の選び方（おまけ）

アクセサリーは引き算が基本。ネックレスや派手な指輪は、誠実さや清潔感の印象を損ねる可能性があります。唯一OKなのはシンプルな時計。革ベルトや文字盤が白・黒のアナログ時計なら、実用性と品格を兼ね備えられます。

カバンはシックなショルダーやリュックがおすすめ。派手な柄や型崩れしたバッグは、全体の印象を台無しにします。落ち着いた色・素材を選びましょう。

まとめ

彼女の友達に会う日は、奇抜なおしゃれよりも「減点されない安心感」が大切です。
シンプルで引き算したコーデなら、誰に会っても好印象。ジャケット・シャツ・パンツ・小物の基本を押さえるだけで、「ちゃんとしてる人」の印象を簡単に作れます。

UWearの好印象コーデレンタルでは、スタイリストが相手や場所に合わせたコーデを提案します。どこに行くか、誰に会うかを教えていただくだけで、似合うコーデをお届け。今日からすぐ、簡単に真似できる好印象ジャケットスタイルを手に入れましょう。